行動した日と行動しない日。
朝早く起きた日はとてつもなく気分が良くなく今にも死んでしまいそうなぐらい。
“ 朝7時には起床して、出かける準備をして朝8時には家を出る。”
これの何が嫌かって、他のサラリーマンやら社会人の通勤時間と被る時間帯で、普段よりも時間がかかるし、無駄な時間を捻出してるのが目に見えて分かる、しかも到着の時間が読めないのが嫌。
嫌々尽くし。
元々朝が弱いタイプで、朝9時や10時に起きても酷い寝起きなのに、7時なんて途轍もなく優等生みたいな時間に起きたら、気分は最低で。
瞼は飴についてるオブラートみたいだし、口は半日置いたパンみたいにカサカサで声が出なくて、手もデッサン人形のようにカクカク動く感じがする。
でも遅く起きた日もまた気分が良くない。
目が覚めた時間はお昼をゆうに過ぎて、ベッドから降りるのもおやつの時間くらい。
そうするともう、お昼を外に何か食べに行くにもランチタイムは終わっている時間だし、家で料理をして食べるにも夕飯との兼ね合いで微妙。
何をするにも中途半端。
半端尽くし。
そのままどこに行くでも何をするでもなく、半端なままで夜を迎えるだけで、謎に焦る。
動いてないから眠れないし、それでなくとも人間って何か充実感を得ないと寝られないから、脳を動かそうとする。
それでも、長く眠っていたせいで、頭は鉛みたいに重いし、手足の先も血液が澱んでいるようで上手く動かせない。
こんな両極端な日々を繰り返し送っていて、バランスが取れてないような気がする。
極端の日の1本目の煙草って味がしないの。
そんな日はたぶん哺乳類じゃない。
でも最近攻略法を見つけて。
こういう時は夏でも暖かい珈琲を容れて、珈琲を飲みながら煙草を3本くらい吸ってるうちに哺乳類になってくる。
まだ23歳だけど人生の半分は珈琲と煙草で出来てると思う。
哺乳類じゃないと煙草は美味くないらしい。